居住スペースがゴミ部屋(ゴミ屋敷)の人って別荘持ちの人もいるんです。
うらやましいなぁと思う事なかれ、『ゴミ屋敷の別荘』という意味です。

悪臭に耐えきれず別の場所にマンションあるいはアパートを借り
そこでもゴミ屋敷になればまた住居を変える。
ゴミ屋敷を解決させないまま次々と引っ越して、
何件ものゴミ屋敷を同時に抱えてしまった方が過去に何人かいました。

都内であれば安いアパートは最低でも6万、
現在住んでいるところも含めて3件契約しているなら、
6万×2で2件分は余分に家賃を払っていることになります。

契約時の初期費用は安くても(敷金礼金なしでも)
仲介料や鍵交換代とかで5万は必要、どれだけ無駄金を払っているか、
少し計算してみれば分かることです。

それでもゴミを残したまま
片付け・掃除をせずに引っ越してしまうのはやっぱり
目先の撤去費用が惜しいからなのでしょうか。

当社で片付けに伺った東京都内のある男性は、
現在住んでいる部屋が6万の狭いワンルーム
前に住んでいたゴミ屋敷(汚部屋)の家賃は12万
ゴミが残ってる部屋のほうが高いというおかしな
事になっていました・・・(しかも入れない位臭い)

これじゃあゴミを維持するためにペイしてるようなもの
ではありませんか(~_~)

『部屋が汚いから引っ越したい!』と決意することはとても良いことなんです。
この状況が自分にとってはよくないと目が覚めた証拠なので。

ここで問題なのは優先するべき順位が逆だということ。
まずゴミの処分が先!それから引越し先を探して、
解約の手続きをする!これが正しい順番です。

とりあえず引越しをしてから、休みの日に毎週通って
少しずつゴミを捨てればいいや。なんて甘く考えがちですが
実行できた人は何人いるでしょうか?

何か月か分の家賃で片付けられたのにもったいない事をした・・・
後悔している人を何人も見てきました。

有機系のごみ(生ごみ)が部屋に残ったままなら
フローリング、壁、部屋全体を道連れにしてどんどん腐敗してゆきます。
退去時のチェックで問い詰められるかもしれません。
壁紙の張替え、フローリングの張替えなど、汚れの範囲が大きいと、
クリーニング代が高額になるので注意です。

ひどいと2件分のゴミ部屋の家賃を払い続けるために
借金までしている女性もいました。約一年粘った末に
あとあと手におえなくなったそうで、助けを求められましたが、
皮肉なことに、片付け費用は払い続けた家賃分に満たない金額でした。

詳しくは書けませんが、多重債務に陥って最悪の選択、つまるところ
自殺を選択してしまうという悲しい結果になったこともありました・・・
住んでいる部屋はもちろん、遺族が債務状況の調査をした際、
他にも借りている部屋があった。開けるとそこはゴミ屋敷である事が発覚したという。

一旦かたづけてから次のお部屋を探しましょう?
綺麗になったお部屋を見て、ここまで片付いたなら引っ越さなくてもいいや!
と気が変わることがあるかもしれませんね。

ゴミ隠れていた部分が見えてから、そこに継続して住むか
引越しをしようかの判断をすればいいのです。
あまりにも部屋が痛んでいるなら管理会社に正直に告白する。
怒られてしまうかも・・・と臆病になるのも分かりますが、
あちらもお仕事なので事務的に応対してくれると思います。

ゴミ屋敷だけじゃなく今抱えている問題は解決してから次に進む。
必ずゴミを撤去してから引越しをすること。でないと、
一生大切なことから逃げ回って生きていくことになります。
臭いものにはふたをすればいい、的な感覚で生きていると、
そのツケは何倍にもなって帰ってきますよ。