『こんな部屋に住んでいると病気になるにきまってる!』
ゴミ屋敷を目にすると、こんな言葉が浮かびますけれど、
では具体的にどういった形で体に影響があるのか
深く考えたことはありますか?

ゴミ屋敷の方の多くはちゃぶ台はおろか、
ダイニングテーブルもない事が多い。
というか、あるけれどゴミ置き場と化している。という事は・・・?

机の上に食事を並べる食生活をしなくなるんです。
ゴミ屋敷の人が上の画像のような
ごはん・主菜・副菜・汁物などなどがそろった、
バランスのいい食事がとれるとは思えますか?

おまけにシンクはカビとヌメヌメで使う気にならない。
必然的にお料理をしなくなるんです。そこでどうなるか。

料理を作ることも忘れ、台所に立たなくてもいい食事、
つまり、コンビニ弁当やカップ麺やレトルト食品や菓子パン
ばかりとってしまう、不健康な食生活になります。
そして、その容器ごみがゴミ屋敷の一部になる。

部屋がゴミだらけだとベッドや座椅子が定位置なので
部屋の中で歩くこともなくなってしまうでしょうし。

まさにメタボ・肥満・生活習慣病まっしぐらな結果に・・・。

体を作る、食事の基本が偏っているので、
免疫力が弱くなり、菌に敏感・風邪をひきやすくなる 
食生活そのものが何かしらの障害を誘発する

こんな生活が何年も続けば
ゴミ屋敷に耐えられない体になってしまうのです。

内臓疾患だけではありません。
ダニに咬まれればかゆくもなりますし
アレルギーが発病することもある。
女性だと、肌荒れが気になってくるのも早い。

そして、ゴミ屋敷にしてしまう人というのは
何かしらの心の闇を抱えています
それは仕事だったり、
人間関係だったり、
親戚からのプレッシャーだったり。

一人暮らしの方の分かりやすい例を挙げてみると

就職が決まって一人暮らしを始めた
↓↓↓
なれない仕事や人間関係にストレスが溜まる
↓↓↓
帰ってからでは掃除する気も起きない。
↓↓↓
それでもおなかはすいてるのでコンビニで買ったものを適当に食べて
↓↓↓
寝る
↓↓↓
休日でも疲れがとれず、どこかへ出かける気が起きない。
↓↓↓
生きるのって面倒・・・という結論に行きつく

無気力がゴミをためる(片づけない)原因なんです。

ストレスを完全に取り除くのは、難しいですよね。
ゴミ屋敷に住んでいない人だって何かしら悩んでいます。
でも、ゴミ屋敷がストレスの原因になるのはもったいない!

さあストレス発散!と外で思い切り遊んでも
ゴミで散らかった部屋なんて、帰ってからが地獄ですし・・・

手におえない汚部屋の人でも、今すぐできる改善策があります。
テーブルの上とシンクとコンロ周りのゴミをどかす位なら
半日あればできるので、まずはご飯を作る場所と
食事をする場所を確保する。

心と体ってある意味連動しているので
ストレスとうまく付き合う事と
正しい食生活を心がけること。
それには片付いた部屋が不可欠です。