現在ゴミ屋敷状態のあなた、元の部屋を思い出せますか?
今の部屋は、最初から汚かったわけではないはず。でもどうして、いつから片付けられなくなってしまったのでしょうか。
ゴミ屋敷の掃除を業者に頼むのが合理的な理由
自分で片付けるとなると一日では片付きません。上手にできる人で1週間に一回、ほとんどの人が一か月に1回片付けらればいい方です。ですが、次の片付けまでの期間もゴミはたまってゆきます。するとどうでしょうか。全然片付いていない割には 時間も体力も使い果たしてしまっているので、片付いた気になってしまう。一回少しの量でもゴミを捨てると達成感を感じてしまい、またしばらく掃除をお休みにしがち。一気に片づけることができなければプラスマイナスゼロなのです。
これが続いては、ほんの一部のゴミを捨てても、またゴミをためるスペースを作っているだけに過ぎないのです。
よって、一日でゴミを撤去できるゴミ屋敷の掃除業者を利用するのが、ゴミ屋敷卒業への最短ルートとなります。
世代別にみる、よくあるゴミ屋敷片付け事情
ゴミ屋敷になってしまった理由には、年代別で事情が大きく異なります。
ただ単に、ゴミ捨てが面倒で片付けられ無くなったという単純な理由だけではない、何かがあるはず。
年代別に、その背景を掘り下げてみました。
一人暮らしを始めたばかりで、学業とバイト、家事をすべて自分でこなさなければならないと、ごみの片付けにまで気が回らなくなるようです。実家にいたころのゴミ出しのルールが引越し先と違ったり、実家では部屋の掃除を全面的に母親に任せていた人が大半で、片付けにどう向き合えばいいかわからずにゴミ屋敷化してしまいます。
責任のある役職やプロジェクトを任せられる年代、いわゆる働き盛り。どうしてもゴミ屋敷掃除の優先順位は一番最後になりがちです。家族が増えてくるのもこの年代で、結婚をきっかけにゴミ屋敷を片付ける方、会社の寮に住んでいる場合は転職を機に引越し。単身赴任時にゴミ屋敷になってしまった。 汚い部屋がイライラを誘発して仕事にも私生活にも影響するため、引越しはしないけれどもゴミ屋敷を卒業したいとのご相談もあります。
中には 公の場ではバリバリ働く完璧な自分を全うし、私生活ではとことんだらける。仕事の疲れの反動か、そのような二面性をもってバランスをとっている人もいます。
※子供が居る家庭では特に注意!
環境はもろに子供へ影響します。学力低下、落ち着きがない、親が片づけられないと連鎖します。
遺伝という意味ではありません。お道具箱の中はきちんと片付いていますか? 忘れ物は多くありませんか? 家に友達を呼びたくても恥ずかしくて呼べないかもしれません。子供の大切な時期をゴミ屋敷でつぶすというのは大変もったいない事です。
この年代で目立つのは自分のゴミ屋敷でなく「親のゴミ屋敷の片付け」
実家が汚い事で悩む50代 60代は多く、親子とはいえ他人の持ち物なので
本人が捨てたいという意思が薄いのであれば、説得に時間がかかります。
誰がみてもゴミにしか見えないのにゴミじゃないといいはる、独特の価値観を持っています。
ゴミに対してのこだわりが強く、位置を動かすだけでも般若のごとく怒り、挙句の果てには親族でさえ家に入れない。これを歳のせいで頑固になった、閉鎖的な性格になった、と捉えられてしまうそうです。
親を思って「ゴミ屋敷をはやく片づけた方がいいよ」と助言したつもりでも、
本人は快く思わなかったり、
部屋の掃除・ゴミの片付けの話が原因で仲たがいすることも多いです。
体力の衰えが原因で、ゴミが捨てられ無くなります。大体は施設や病院からの相談でお片付けに入る事が多いです。
昔はいらないものなら燃えるごみ・燃えないゴミ・家電・家具関係なく、分別せずにゴミ出しができました。
ゴミ捨ての常識が昔と今とでは大きく変わってしまったため、分別に厳しい現代のゴミ回収に戸惑う傾向があります。