不用品を処分するにあたって、はじめてご利用頂く方には料金のシステムが分かりにくいのではないでしょうか?
不用品の単価ごとに決まるのか、トラック●台分でいくらという計算方法なのか、はたまた部屋の大きさや部屋数によって決まるのか、品数で決まるのか、1時間○○●円という風に、作業時間で決まるのか。人数が増えるとそれなりに高くなってしまうのか。初めてご依頼頂く方にとってはいろいろな想像ができるかと思います。
平均的に、家の中のものを丸ごと処分する場合は品目ごとの回収単価が下がる傾向があり、ひとつだけ処分する場合は単価が上がる傾向がございます。
例)引越しなどで数十点処分する場合はマットレスひとつ6000円で出張費が無料
マットレス一つのみ引き取りを依頼する場合は8000円+出張費3150円
これは、ひとつの回収で単価を引き下げてしまうと、交通費や高速料金・人件費などの採算が合わなくなってしまうことから、『1世帯、1回の回収につき8000円以上で出張』というように、多くの企業様であらかじめ最低料金が設定されているようです。
※相談した時点で近くにトラックが通過していれば、通常より低価格で処分できる場合があります。その日その時によってばらつきがありますので、まずは相談してみるといいでしょう。
『作業環境やモノによって料金が決まるのは分かるけど、お金も用意しておきたいし、やっぱり事前にどれくらいかかるのか知っておきたい!』
誰でもそう思うはずです。この場合は、引越し業者に依頼した場合の料金の50%から30%程度の費用であると認識すればわかりやすくなります。
最終的に正確な料金を知っておきたい場合は、実際にお見積をとるほかありません。空いている時間に現地にて見積りを行えば、予想外の出費もありませんし、不用品の追加がない限り料金が変わることはありません。お電話口で引き取ってもらいたいものをすべて伝えた上で大体の料金を提示する場合は、『解体が必要になった場合や品物が増える事』を想定して、実際より高めに料金を算出しなければなりません。逆に、最低料金を電話口で算出し、当日になってご相談内容と相違があった場合(トラックに入りきらなかった・解体作業が必要になった)は追加料金を請求されてしまう事もございます。電話見積りだと高めに提示されるか、低めに提示されるかは2つに一つです。企業によって開きがありますので、引き取るものが大量にある場合は、現地見積りをとることをお勧めいたします。
具体的な例を挙げますと、実際には5万円で処分できるところを、電話特有の『現場を見て確かめることが出来ない』という特性から、10万円で提示せざるを得ないという事がございます。
とはいえ、マットレス一つの回収やソファーとベッドだけの処分でしたら、少量での引き取りとなりますので、お電話ですぐに料金を知ることができます。
引越し屋さん同様、不用品回収を行うのは『人』ですし、少量であれ、モノを引き取るには最低限『トラックと人』が動きます。ご依頼頂いた方から回収したのち、処分場まで不用品を荷おろしするにはもちろん人手が必要ですので、不用品回収におけるどのような工程も、『人件費』を切り離すことができないと言えます。粗大ゴミや不用品を処分する際の相場は、『引越し業者の3割から5割程度の価格』であるという事を覚えておくと、家財道具引き取りの大まかな料金のイメージをつかむことができます。
・最終的な料金を知るには回収場所で実際に見積りをとること。(引越しなどで大量に処分しなければならない場合)
・マットレス1点から数点程度の引き取りなら、電話で見積りがとれる。
・処分価格は、引越し業者の3割から5割程度。