ゴミ屋敷住人さんのイメージ！？｜千葉と東京と茨城のゴミ屋敷片付け/家の片付け業者なら

突然ですが、ゴミ屋敷の家主さんに悪いイメージを持っていませんか？
最近では怖いもの見たさでしょうか。テレビで芸能人から一般人のお宅まで、
ゴミ屋敷のありさまがモザイクなしで紹介されています。
(ゴールデンタイムでも放送されていますので、
お食事中の方には精神的に厳しいかと・・・)

そこで放映されている人物像では、自分の敷地にあるものは
自分のものだからゴミじゃない！と、頑固で周りの事を考えない人
というイメージがついてしまっているのかもしれません。

ゴミ屋敷に住んでいる人の気持ちは、
お片付けが得意でいつも部屋を綺麗にしている人には分からないかもしれません。
ゴミ屋敷の特集をテレビで見かけては、何故そんなにゴミをためるのだろう。
近所迷惑だと思わないのか、甘えているだけじゃないのか・・・
さまざまな偏見を抱いてしまう人もいらっしゃる事でしょう。

ゴミ屋敷は役所から視察する人が見えても、
家主さんにはあまり深く言及できないのです。
他人からはゴミに見えても、本人にとってはご本人様の所有物ですから、
勝手にゴミとして捨てることはできません。景観が悪かろうと、悪臭を放とうと・・・。

ですが、今までの経験でゴミ屋敷の住人のお話を聞くと、
ご本人様も片づけたがっている様子なのです。で
はなぜ何年間も放っておいたのですか？と問うてみると、
この量だと片づけがするのが大変。とても一人ではできる量じゃないが、
片づけを頼むツテもない。片づけたいという気持ちはるんだけど…といったところ。
30年くらいゴミがほったらかしのままで、ゴミ屋敷の掃除サービスがあるという事を
最近になって初めて知ったから尋ねてみた。というおじいちゃんもいました。

意外にも、ゴミ屋敷に一番うんざりしているのは本人だったりするんですね。
トイレに行くのに不便だとか、体が汚れるとか、慣れれば大丈夫とは言いますが、
ゆとりのある生活のほうがいいに決まっているのです。

ゴミ屋敷から一点、きれいに生まれ変わった部屋で過ごす体験をした方にしか
この快適さは分かりえないと思います。ゴミ屋敷の住人さんも、
きれいな片付いた部屋を夢見ているのです。何とか取り戻せないかともがいているのです。

また、ゴミ屋敷の住人の心の奥をひも解いてみると、
過去のトラウマや幼少期の生活環境が引き金となっているケースがあります
具体的なものでは、
・過去に、自宅が火災にあってすべてを失ったことがある
・ものの少ない時代に生まれ、もったいない精神でやりくりしてきた
・幼少期からゴミ屋敷に住んでおり、片付いた環境というもののイメージが湧かない

お話を詳しくお伺いしてみると、昔ながらの家庭的な事情が、
あるいは厳しい時代を生き抜いてきたころの知恵が
現在のゴミ屋敷化につながっていることが分かります。